亀井静香より皆様に新年のご挨拶
明けましておめでとうございます。皆様におかれましてはお健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。昨年中は身に余るご支援を賜りましてありがとうございます。後援会やサポーターのお申し込み、応援やご意見などのメールを多数頂き、あまりの多さに返信が滞っておりますことに、この場を借りて心よりお詫び申し上げます。
お陰を持ちまして四年前の雪辱を果たし、政権交代を実現することが出来ました。我が国民新党はかつての市場原理至上主義からの脱却を図るとともに、がたがたに壊れてしまった地方経済を立て直すべく連立内閣に於いて鳩山新政権の政策をリードしております。私も臨時国会に於いて金融・郵政改革担当大臣として2法案を成立させることが出来ました。
先ずは中小零細企業の倒産を防ぎ、給料やボーナスが無くなりローンの返済が出来なくなったサラリーマンの窮状を救うために借入金の返済猶予と新規借り入れを容易にする中小企業金融円滑化法案の成立と同時に借り手に配慮したコンサルタント的立場での融資を金融機関が行っているかどうかを検査する金融検査マニュアルへの改定を急ぎ、昨年12月4日より既に施行しております。
また、民営化を見直すための第一歩となる日本郵政株式及び資産処分停止法案を成立し、来年の通常国会に向け郵政改革基本法を成立させて郵便事業を元の姿に戻すのではなく日本中のネットワークを生かし、各地域の利便性は勿論、経済を活性化し国家国民の利益に繋がる新事業を斉藤新社長の下で展開させていくつもりです。
私はこの度の政権交代は歴史的使命を帯びて誕生したと確信しており、小泉・竹中改革と決別するために与えられた最大のチャンスと考えております。自・公政権下ですっかり国が縮んでしまっている状況を何とかしなければデフレからの脱却、景気は回復しません。沖縄から北海道まで日本中で仕事を創出するためには思い切った具体的な経済対策をしなければならならないと考えております。税収が上がっていく、経済成長に向けた政策を進めて参ると同時に、私は基本政策閣僚委員会のメンバーとして経済的な豊かさのみならず国家のあるべき姿、国民みんながお互いに心を通い合わせ助け合っていく、そうゆう空気の溢れた社会にしていく観点で政策を提案し、実現して参る所存です。
照る日曇る日、嵐の日も変わらず私をお支え下さった皆様のお心にお応えするためにも日本中を照らし、未来に希望のもてる経済政策は勿論、この歴史的使命を帯びた新政権で国民全てを幸せにする政治の実現にひたすら邁進して参る所存です。
本年も引き続きお力を賜りますようお願い申し上げますと共に、併せて皆々様の御健康と御多幸を心より祈念致しております。
はれてこそ 真に輝く 夜明けなれ 津々浦々に 歓喜溢るる
2010年元旦 亀井 静香
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