活動実績

新聞・雑誌等での亀井静香の発言

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2007.4.30◎Kyodo Weekly
It's小(ショウ)タイム
国民新党 亀井静香代表代行

「おかあさん」の心


 川内康範先生の作詞・作曲「おかあさん」を国民新党のテーマソングにさせていただくことになり、4月12日、党本部で参院選用のテレビCMの録画撮りをしました。
 私は、国会議員になる前、警察庁に務めていた時からずーっと「おかあさん」を歌っていたんです。故福田赳夫元首相とのご縁で、川内先生とお会いして以来、お付き合いさせていただいておりました。

 おなかこわすな 風邪ひくな
 雨が降る日は かさになり
 雪が降る日は ぬくもりを
 あたえてくれた おかあさん

 人の幸せ うらやむな
 人に幸せ あげるよな
 心に花が 咲くのだと
 おしえてくれた おかあさん


 まさに日本人の心の歌です。日本人の魂、日本人の心を取り戻すというのが国民新党の方針ですから、テーマソングに、と思い付いたわけです。参院選では街宣車でこの曲を流し、候補者はこの曲をバックに演説します。
 テーマソングとするため、川内先生の了解を得ようと、CM録画の前日、都内のホテルを訪ねました。そしたら「いいよ」とおっしゃっていただいた。さっそく翌日、党本部で撮影したのですが、これが撮り直しとなってしまいました。
 CM録画の時に、私が歌っているところをテレビ各社が放映したんですね。それが先生の目に留まった。ところが私は音痴だから、先生から「亀井君、勝手に“編曲”してもらっては困る」と連絡が入ったんです。
 「直接指導してやる」とおっしゃって、私は都内のスタジオで2時間を超える猛レッスンを受け、CMを撮り直しました。レッスン後には、先生から「きょうの出来は80点。後の20点分は遊説しながら歌っていくうちにうまくなっていくだろう」と、お墨付きをいただきました。
 先日も名古屋で3カ所、街頭演説を行ったのですが、最後には「おかあさん」を歌いました。これからは演説と歌で国民新党をアピール、全国行脚します。
 党の選挙対策本部長を務めていますから、街頭演説だけでなく、今年の初めからは秘書たちと一緒にビラ配りもしてます。「自公はもういい、国民新党だ」と。埼玉、千葉、東京などで10カ所以上で、午前7時半ごろから通勤者相手に1時間ぐらい。1カ所1000枚は配っています。
 「総動員態勢で、ありとあらゆることをやれっ」と号令をかけた以上、率先垂範でないといけないでしょう。演説とはかってが違いますが、手応えはあります。特に20代の若い人たちからは「頑張って下さい」と握手を求められ、激励されることもあるんですよ。
 政府、与党は、公務員制度改革をめぐって、新人材バンクをつくることになったようですが、あれは姥捨山(うばすてやま)だと切って捨てたんです。だって役所が退職を勧めて「肩たたき」にあった公務員を、高い給料を払って民間が雇いますか?改革の名に値しない内容に終わっています。
 あの内容だったら、役人になる人はいなくなってしまう。意欲を持って定年まで仕事を続けてもらうような制度にして、その代わり、採用数をいまの3分の1に減らせばいいんです。国会議員も思い切って半分にしていいですよ。

※無断転載を禁ず


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