デイリースポーツ連載


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亀井静香美しき日本我が故郷を想う

カープががんばれば広島は元気になる

2006.4.6

 広島のデイリースポーツの読者の皆さん、亀井静香です。この度ご縁があって、デイリーさんからコラム執筆の依頼があり、ペンを執ることになりました。永田町の出来事だけではなく、様々な話題を取り上げていきたいと思っています。どうぞ、ご愛読をお願いいたします。
 さて、初回ということで、先ずは我が広島カープの話題から。今年の開幕の相手は、昨年8勝14敗と大きく負け越した落合監督率いる中日でした。
 どうなるものかとやきもきしていました。結果は1勝2敗でしたが、開幕戦はエース黒田から必勝継投で初白星。2,3戦は昨年にはなかった粘りを見せてくれました。まさに昨年最下位という「どん底からの出発」でしたが、指揮官がブラウン監督に代わって心機一転、いい風が吹き始めたようです。
 巨大戦力は無くとも、一致団結した底力を発揮し頑張る広島カープ選手たちの活躍を励みに、我が国民新党も日本をどん底から起死回生させるため気合入魂。
 小泉政権が発足して5年、破壊されてしまった日本の復旧復興作業は、そう簡単じゃない。景気が良くなったと云ったって、そんなのは一部の大企業と、都会だけ。広島カープだって、球団の身売り話が出るくらい地方はカラカラです。
 風が吹くのを待っていても、どん底からの起死回生は叶わないが、来年の参議院選挙で与党が過半数割れすることは必至です。その状況の中で確実にキャスチングボードを握り、日本を立て直すのは我々だと確信しています。政治家は状況を作るもんです。
 というところで、先ずは広島県人にとって心の支えであるカープが頑張れば県内は大いに活気づき、元気になる。
 味方のピッチャーが打たれて、ヒット性の当たりでも懸命に追っかけてアウトにしてやるという気構えが大切。今年は是非ひとりひとりがその様な気持ちでチームプレーに励んで優勝を目指していただきたい。

※無断転載を禁ず

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