デイリースポーツ連載


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亀井静香美しき日本我が故郷を想う

国民新党への期待に万感
8038名もの方が集いに参加
見つめなおす時期

2006.4.20

緊張感と責任感

万感の
熱き思いに
包まれて
五月の空を
一気に上る

 去る4月12日「国民新党・前進の集い」を開催いたしましたところ、ありがたいことに広島からも大勢駆けつけていただき、私の予想を遥かに超える8038名もの方々にご参加いただきました。

励ましの言葉に勇気百倍


 何より心強く感じたのは、ホテルニューオータニ始まって以来と云われ、息苦しくなるほどの熱気と興奮の中で、乾杯後も大勢の方が会場内に留まり、私達の周りを囲んで励ましの言葉を掛けていただいたのには勇気百倍、昨夏に立党して以来こんなに嬉しいことはありませんでした。感激と共に国民新党に対する期待の大きさを体感し、身の引き締まる緊張感、責任感に包まれています。
 その数日前に小沢体制が発進した民主党からは、残念ながら小沢代表はご欠席であったが、菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長、渡部恒三国対委員長、羽田孜最高顧問等多数ご臨席いただいたので、私の挨拶の中で、菅代表代行名指しで、こう問いかけました。
 「民主党が弱肉強食の新自由主義を見直し、方向転換されたのは大いに歓迎する。しかし、小沢代表が小泉総理が総裁選の公約を実行するために強権的な手法をとられたのは当たりまえで、私でもそうすると云われたのは解せない。
 総裁選の公約は外交、防衛あらゆる事が含まれているにも拘わらず、たった一つの郵便局を潰すと云う法案のみにこだわり、それを通すためには憲法違反とも云うべき解散をした上、反対した議員のバッジをもぎ取るため刺客まで送る手法を認めるなどとは如何なものか、返答して欲しい」。
 残念ながらその後のご挨拶で返事は貰えませんでした。
 来年の参議院選挙後は放っておいても自・公は過半数を割る可能性が極めて高い。そのチャンスを確実なものにするために民主党との協力体制をとるのは当然のことかもしれない。しかし我々政治家は大義と志が重要であり、政策や政治手法を無視しては如何なる党とも手を結ぶわけにはいかない。
 広島カープも今は低迷しているが、多くのファンの期待をエネルギーに、五月の空を舞い上がる鯉のぼりのように活躍する日はそう遠くないと信じている。
 私もそのような気持ちで頑張りたい。
(国民新党代表代行)

次回は5月4日付

※無断転載を禁ず

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