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平成20年10月7日
衆議院予算委員会基本的質疑 答弁者:麻生太郎


2008年10月7日 衆議院予算委員会基本的質疑 4/1



2008年10月7日 衆議院予算委員会基本的質疑 4/2



2008年10月7日 衆議院予算委員会基本的質疑 4/3



2008年10月7日 衆議院予算委員会基本的質疑 4/4



亀井(静)委員 総理、念願の座に着かれて、おめでとうございます。

 きょうは、激励の気持ちも込めながら質問をいたしたいと思っております。何しろ二十七分というわずかな時間ですので、これは委員長、少数意見を尊重するのが私は民主主義の原点だと思うんだけれども、国会改革の、できることですから一番にこういう点は改めていく必要があると思います。まあしかし、二十七分しかありませんので、一問一答をしたいんですけれども、最後にまとめて御答弁をいただければ結構でございます。

 総理、本当に、私は友人としても、株価と一緒にどんどん支持率が下がっていくという状況ですね。しかし、総理、そんなことで、自分よりかもっと選挙に強い人にかわってなんて考えちゃだめですよ。やはり、あなたはきっちりとここで勝負される、それが川筋者の気概じゃありませんか。頑張っていただきたいと思います。

 支持率が低いのはあなたの責任じゃないんですよ、本当言うと。これは、船からどんどん船長が逃げ出して、本来ならほかの船にかえないかぬのです、野党にかわらないかぬのですが、あなたは難破船の船長になっちゃったんだから、高いわけがない。

 しかし、あなたにも、責任がないかというと、ある。幹事長として自民党一座を率いて、ちゃんちゃらちゃんちゃら全国を興行して回られた。トランペットを吹いている人もいれば、三味線を弾いている人もいる。騒々しいだけで、国民から見れば何が何だかさっぱりわからない。

 ところが、私はレコード大賞はとり損ねたんだけれども、あなた承知のように歌がうまいから、共通のメロディーがあるのがわかる。これは何かというと、財務省メロディーなんですよ。この財務省のメロディーに奏でられながら、小泉政治が改革、改革と称してやっちまった。

 私は、総理とは経済財政政策、大体似たような考え方を持っておった。今も私はそれに近いと思うんですけれども、私は抵抗勢力になり、あなたは小泉政治の中枢に入ってこれを支えてこられた。だけれども、総理、どうですか。現実の問題として、志はともかく、地方はからから、中小零細企業、農村漁村、若者たちもろくな仕事につけないのが現実じゃないですか。年金、医療、またこれは二千二百億も切り下げていく。また、最近は汚染米、国民の食生活を直撃してきていますね。これは、総理、簡単に言いますと、行政が死んでいるんですよ。役人のせいにして、魔女狩りだけをして済む話ですか。責任は政治家にあるんじゃないですか。

 総理、もうこういう状況を放置するわけにいかない。小泉改革のまさに象徴と言われた郵政民営化。おわかりでしょう。ここじゃ言えぬかもしらぬけれども、惨たんたる状況ですよ、だれが見たって。ここで郵政民営化見直しを宣言したらどうですか。それが、小泉政治と決別をするという、国民に対するメッセージになるんです。そうすれば、あなたの支持率はばあっと上がりますよ。

 総理、この委員会、国民は、おれたちの生活をどうにかしてくれるんじゃないかと思って見ているんですよ。これは補正予算をやっている委員会でしょう。みんな、いろいろなことをがちゃがちゃ言っているけれども。私も言いますけれども。ところが、国民、一・七兆円ですか、八兆円ですか、こんなものでおれたちの生活がよくなっていくんだという期待感がこの委員会にありますか。(発言する者あり)ちょっとうるさいな。黙っておきなさい。

 総理、私は、麻生太郎というのはこんな男じゃないと思っている、昔から、本当に。ここであなたは、財務省の手のひらから脱して、思い切った政策をやりませんか。国民新党が提案している二十兆の緊急経済対策、上げますよ。やったらどうですか。これはおやりになろうと思ったら、こんな一・七兆円、緑内障になろうとしているのに二階から目薬を差している話でしょう。国民は何をしているんだと思っていますよ。太郎ちゃん、太郎ちゃんと言っていたのに、がっかりしているんじゃないですか。私は、麻生太郎はそんな男じゃないと信じているんです。意を決してやったらどうですか。やれるんですよ。

 手前みそになってどうかと思いますが、森内閣のときに景気対策で四・七兆円の補正を組んだんですね、御記憶のとおり。あのとき大蔵省とがんがんやり合った、言うこと聞かぬから。この間、日銀総裁になれなかった武藤、田波、私は出入り禁止にしたんですよ。会社に例えれば大蔵省なんというのは経理係だ、おれは事業部長だ、何で事業部長があなたたちに左右されにゃいかぬのかと。

 また、あの総額二兆八千億、二百二十三の中海の干拓を初めとする無駄な公共事業、ばさっと切りましたでしょう。総理、何日手間暇かかったとお思いですか。役人がやる気になったらやるんですよ。役人というのは優秀ですから、本来。私はあのとき、谷津代理に四項目原則を示した。これに該当するものは切れと言って、私はどうしたと思いますか。ハワイに行って十日間ゴルフをしていた。その間にできちゃったんですよ。役人が本当に納得してやらにゃいかぬと取り組み出せば、こんなちゃちな補正予算、置いておいても、手直ししてちゃんとしたのがあっという間にできるんですよ。問題は政治主導でそれをやるかどうかという話。

 いいですか。すぐ財源と言うでしょう。ここにもマスコミも来ていますけれども、マスコミまですぐ財源、財源、財源の裏づけがないなんて、本当にばかの一つ覚えだ。本当ですか。これは前提が間違っているんですよ。

 家計と財政は同じようなものなんです、そう思うでしょう、似たようなものだ。何も中川大臣のような頭脳明晰で優秀な人が財務大臣にならなくても、肝っ玉おっかさんが務まるんです。お父さんが体が調子が悪くて稼ぎが少ない、太郎や、次郎や、金貸せと、家計をやりくりしているのが今の日本でしょう。別に隣近所や高利貸しから金を借りているわけじゃないでしょう。世界にどんどん金貸しているでしょう、アメリカを初め。一家に例えれば、金庫の中に金があるじゃないですか、将来の学資のためとか生活のため。一時的にそれを使うのが何で悪いんですか。そして、お父さんに元気になってもらって稼いでもらって、子供に借金を返して、また貯金を積み上げていけばいいんですよ。

 国家は生きているんです。財務省の言うような単年度の話じゃないんです、国家というのは。永遠に生きていく運動体なんです。そう思われるでしょう。そうであれば、特別会計と一般会計は一体的、中長期の観点に立って云々するのは当たり前じゃありませんか。

 午前中、菅議員が民主党の案の財源を示しましたけれども、あれはうちの国民新党がことしの初めに示したのと同じですよ。最近は民主党はうちがつくったのをどんどんのみ込んでくれる、ありがたいことなんです。郵政見直しもそうですね。だからこうなったら一緒になろうかと思ったんだけれども、それはやめましたけれどもね。国家財政というのは、単年度主義で、入るをはかって出るを制すというようなことではやっていけない、そのことを私は総理はよくおわかりになっておられると思うのです。ただ、それを断行されるかどうかだけの話であって、私は期待していますよ、本当に。やってくださいよ。

 それから、総理、今財源の話もしましたけれども、経済がやはり成長していかないとどうしようもない。経済をどう躍動させながら子々孫々までやっていくか、これが政治の責任でしょう。今あなたは大変重要な課題を抱えておられるわけだけれども。

 サブプライムローン、なぜ破綻したんですか。簡単に言うと、貧乏な人が金を借りて住宅をつくる。その債権をお金持ちがぼんぼん次から次へ売りまくっちゃって大金もうけしちゃった。そうでしょう。ところが、その貧乏な人が所得がふえていかないから、ローンが払えなくなっていく、そこで破綻しちゃったんですよ。

 要は、一部の富裕層だけが金持ちになっていくだけではもたないんです。みんなが幸せになっていく、豊かになっていくという政策を国家がとっていかない限りは破綻する、あれはいい例だと思いますよ。私は恐らく、総理もそのように考えておられると思いますね。

 私は、経済政策の基本というのは、これは釈迦に説法ですけれども、どうしたらみんなが幸せになっていけるんだろうか、職業もいろいろある、都会もあれば田舎もある、それを考えたのがかつての自由民主党じゃありませんか。それが改革という名のもとにがらっと変わってしまった。あなたは、今本当に、ああ、亀井静香と一緒に抵抗勢力になればよかったと思っておられるんじゃないですか、そうしたら総理になれていないけれどもね。

 その基本の上に立たないと、私は大塚経済学の、別に、あれを持ち出して、信奉者でもありませんけれども、実体経済がちゃんと発展をしていかなくて、経済なんてもたないと思いますね。総理はどうお考えかは知りませんけれども。

 格差是正といいますけれども、これは、金持ちを貧乏人にするのが格差是正じゃないんですよ。貧乏な人を金持ちにしていくのが格差是正なんですよ。そういう政策をどうやっていくかということを今真剣に考えていかないといかぬ、このように私は思いますよ。

 もう時間も余りなくなってまいりますけれども、いや、まだちょっと質問したいことがあるからね。

 だけれども、総理、何度も申し上げますけれども、あなたは本来、川筋者だといって肩で風を切って歩いている。財務省あたりの手合いに乗ったちまちましたことをやっちゃだめですよ。解散を幾ら先延ばししたって、どんどん下がるだけだから。やはりあなたはあなたらしく、自分の信念に従って大胆におやりになることを私は本当に心からお勧めいたします。

 それから、解散、やるでしょう。それはやりそうな顔だね、あなたはうそがつけぬ顔をしたからやるんじゃないかと思うんだけれども。その場合に、自由民主党の最大の支持母体は創価学会でしょう。週刊誌なんかというのは、もう公自政権なんてまで書いている週刊誌が多くなっていますね。あとの支持団体は、小泉さんがあなたが総裁になる前に全部ぶっ壊してしまった。大変ですね、本当に同情しますけれども。

 しかし、総理、安心しちゃだめですよ、創価学会がやってくれると思って安心しちゃ。だって公明党は、私は最近見直しているのは、政策と人物本位でうちを応援すると言っているんです。亀井静香は人柄が悪いからだめのようだけれども。いいですか、黙っていても創価学会があなた方をやってくれるという保証は今やなくなっちゃっている。

 それにしても、国民新党を応援していただくのは結構だけれども、私にとっては非常に気がかりなことがある。なぜかといいますと、あの公明党の委員長を長くやった矢野さんが我々の議員の集まりに急に来られて、創価学会が宗教施設を使って徹底的に選挙活動をやっていて、我々は一文も代金を払ったことがないということをおっしゃっていましたね。これは、免税措置を受けている宗教施設がそういう形で使われていくということは、私はあってはならぬことだ。国民新党、そういう形での応援なら結構だと私は思っている。自民党、どうですか。そういう応援をしてもらいたいですか。

 それと、もう一つ。矢野さんが、私は耳を疑ったんだけれども、もう長い信者で、公明党の委員長を長くやられた方が、考えられないような言論封殺を内部で幹部から受けられたと。そうして、尾行、張り込み、生命の危険まで感じたというようなことをおっしゃっている。全部が本当かうそかは私にはわかりませんけれども、少なくとも矢野さんはそういうことをおっしゃっていますね。

 一方、池田名誉会長。世界の超一流の文化人等とも交わりを持たれて、世界の多くの大学のようなところから名誉博士号をうんともらっておられますね。そうして、人の不幸の上に自分の幸せを築いてはならないということを教えておられますね。これとの落差が余りにもひどい。だから、ひょっとしたら創価学会の幹部が親の心子知らずで勝手に暴走しているんじゃないかなと私も思っている面もあるんですけれどもね。

 私は、この問題、矢野さんは我々の大先輩で、長くこの院にも勤められた方です。そういう方がそういうことを本当に真剣に私どもに話されたという、私は国会としても放置できない。それは司法の場に任せておけばいいじゃないかという人もいらっしゃるけれども、警察や裁判所だけでいいのなら国会なんか要りませんよ。国会としてそうした問題にどう責任を果たしていくかということは、大きな課題だろうと私は思いますよ。

 それと、与謝野さんいらっしゃる、ああ、そこにいた。

 あなたは、創価学会から大変な支援を受けていますね。まあ、今ここでそれについての御答弁は結構だけれども。いや、それはいいことですよ。いろいろな団体から、そう言う私も宗教団体からもいろいろ受けています。私は悪いと言っているんじゃないんだけれども、あなたの家と矢野さんの一家というのは隣近所でしょう、真向かいでしょう。そういうところで、矢野さんに言わせれば組織的だと言うんだけれども、尾行、張り込みが日常的にあなたの家の前で行われているというようなことは、ちょっとあなた自身、気持ち悪くありませんか、本当のこと言って。だから、私は、あなた自身もそういう問題について、支援を受けていくのであれば、そういうことについて政治家であれば、真偽がどうかということを確認していく義務があるであろう、このように思います。

 今や創価学会が、大勢の信者を抱えられて、大変な影響力を持っておられるところですね。そこがちゃんとした宗教活動をやって、政治の力だけでは国民を救うことはできません。心の救済、それをきっちりと果たしていかれる、そうした団体として、もしいろいろな問題があるとすれば、自浄作用をきっちりと私はやっていかれることを心から期待しながらこの質問を終わりますけれども、総理、どういうふうにお考えですか。いろいろまとめて聞いちゃったから、あと四、五分ぐらいの間でちょっと答えてください。お願いします。

麻生内閣総理大臣 演説を拝聴して、どこからどこまでが質問かは、なかなか答えにくいので、私の頭ではなかなか整理しにくかったのですが、川筋者の話やらいろいろ話が飛んで、あれなんですけれども。

 まず、今の最後のところからいきますと、公自政権という話ですけれども、自由民主党の総裁にならせていただきましたが、公明党の推薦をもらっていない自由民主党福岡県選出の国会議員というのはほかにいますかねと思うぐらい、私は受けたことがないので、少なくとも公明党、創価学会というお話には、ちょっと私のところにはぴんと響かないので、大変恐縮ですけれども、その種の話は少し週刊誌の読まれ過ぎかなという感じがいたしました。

 単年度主義の御批判がありました。正しいと思います。少なくとも、会社経営をやっていれば最低でも三年ぐらいの話を考えるのが当たり前で、単年度主義で毎年やって前年度比幾らかとか、比較貸借対照表で前年度比だけで経営しているのはおかしい、当たり前だと思います。

 二つ目、財務省、いわゆる会社でいえば経理部が大きな顔をしている会社には伸びがない。私はその意見も賛成です。大体、経理が大きな顔をしている会社というのは余り発展している会社はありませんので、それはよく昔から言われるせりふでもありますので、やはり営業とか事業開発とか事業部とかいうところが頑張っているところが伸びる。私も全くその点に関しては同じように思っております。

 したがって、補正予算につきまして、もっと大胆に、何兆円だかやれという御意見がありましたけれども、これは正直に申し上げて、財源の話やら何やらありますが、少なくとも、今、目先やらにゃいかぬのは景気対策だ、私は基本的にそう思っております。

 そのためにはやはり、これは少々アメリカの話もちょっと予定外に響きましたし、きょうも、一万円までは戻しましたけれども、一時期九千九百七十円ぐらいまで下がっておりましたので、その意味では大きな話であります。ドル換算も円できょう終わり値百二円、百三円ぐらいのところ、ユーロも百四十円を切りましたので、その意味では、円の独歩高みたいな形になっておりますし、形としては、今、日本の景気状態を考えたときに、やはり置かれている状況は、この補正予算をつくったときよりはさらに厳しいものになっておると思っておりますし、事実、いろいろな各国の先行指数、遅行指数、いずれもマイナスというか、えらい勢いで、先行は特にマイナスで、九〇を切りました、八九ぐらいに下がっておりますので、その意味で見ましても、日銀の短観を見ましても、マイナス三%なんてなったのはこの数年間で初めて。

 いずれも、国民感情としては、景気とか経済というものに対する、えらいことになっているという意識がむしろないのはこの辺の人の方がないのであって、私は、地方とか中小零細企業の経営者の意識は物すごい厳しいものがあるし、そこに雇われている人は約四千万からの人がおられますので、その方たちの生活を考えたときには、やはり会社の資金繰り等々はこれは焦眉の急と思っておりますので、その意味では、これはきちんと対応するものをしていかねばならぬのだ、私自身もそう思っております。

 したがって、幾らやるかにつきましては、今、補正予算の審議をいただいている真っ最中に、おまえ、あと幾ら出せなんて言われても、それはなかなかちょっと今この段階で幾らというような話を申し上げる段階にもありませんし、それは少々不見識な話だと思いますので、まずはこれを通していただく、それが一つ。

 郵政民営化についてもお尋ねもありましたが、郵政民営化につきましては、これはもう既に民営化されておりますので、基本的にこれをまた国営に戻せというような話を言われるほど意識が違っているとは思えません。

 ただ、郵政民営化の三事業のサービスに関しまして、いろいろな現場、これは庄原に限らず、私どもの飯塚のまたさらに山の方に行ったときには、サービスの点でいきますと、窓口のサービスを見ますと、貯金、簡保、郵便とありますが、郵便貯金の受付のところだけ列ができていて、ほかのところは人がいない。その人が手伝ってやればいいんだけれども、いや、会社が違いますからというようなことが現場で起きておるのは御存じのとおりだと思います。

 こういったものは、現場のことを考えますと、サービスをどのようにさせるかという意味に関しましては、これはいろいろ改善をする余地はあるのではないか、私は基本的にはそう思っております。

 したがって、これを国営化に戻すというような話ではないというお考えのようなので、あとは、これをどのようにしてサービスの発展につなげていくかということは、いろいろな意味で現場検証で上がってきているところだと思いますので、ぜひ御意見を聞かせていただいて、それに合わせてやらせていただければと思っております。

 最後に、矢野さんの御自宅の前とかいう方にも一言発言の機会を与えていただかぬといかぬと思いますので、一分超過しますけれども、よろしくお願い申し上げます。

亀井(静)委員 私が言っていないことを前提に、私は国営化なんか言ってはいませんよ。三事業一体ということを言っているのであって、正確に言っていただかないと国民が誤解しますから。

与謝野国務大臣 矢野さんが私の家の前に引っ越してこられたので、私が矢野さんの家の前に引っ越したわけではないということです。

亀井(静)委員 そんなこと聞いているんじゃないんだよ。とんちを言ったってだめだよ。

斉藤国務大臣 私が尊敬申し上げる高校の先輩の亀井静香先生から、思わぬお話を伺いました。

 事実関係だけ申し上げておきますと、今、東京地裁で判決が出て、東京高裁で係争中の話でございます。東京地裁では、矢野元委員長と出版社が全面敗訴で、合わせて六百六十万円の賠償金とそれから謝罪広告まであった。

 それで、今、東京高裁で係争中のことでございますので、それを国政の場にというのは、これはまさに政局絡みに利用しようというお話ではないか、このように思います。

 大変尊敬申し上げております亀井先輩ですので、一言申し上げさせていただきました。

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